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最終更新日:2025年3月26日

東海地方会

2025年3月8日 第31回研究会

日時
2025年3月8日(土) 13:30~17:00
会場
ウインクあいち 1304特別会議室

オンライン(Zoom)
プログラム
活動報告
「鉄道会社における産業保健活動」
椎木 文香氏(東海旅客鉄道 保健師,看20期卒)

特別講演
「保健師としてのキャリアコンピテンシー ~行政保健師から、開業保健師として中小企業の支援の現在~」
水越 真代氏(健康企業推進シャイニング・ライフ 保健師)

ワークショップ (現地参加者のみ)
参加者数
27名(会場15名,オンライン12名)
報告
大須賀 淳(三菱ケミカル,医32期卒)

2025年3月8日(土)開催の東海地方会第31回研究会について報告いたします。

今回は現地+オンライン(Zoom)のハイブリッド開催でした。若干天候が崩れましたが、会場15名、オンライン12名(計27名)の皆さんにお集まりいただきました。講師の先生方、参加者の皆様に御礼申し上げます。

第一部では、会員報告として椎木文香氏(東海旅客鉄道 保健師,看20期卒)より、「鉄道会社における産業保健活動」としてご発表いただきました。

学生時代に山岳部に所属されていたこと、2019年にJR東海へ就職したことなどの自己紹介からはじまり、会社概要や経営理念、健康管理センター、健康経営、健康数値目標などのJR東海の概要、健康管理体制についてご紹介がありました。次に、産業保健師業務の健康診断、保健師面談、プロジェクトチーム業務、健康教育について、鉄道事業の特徴を交えお話しいただきました。最後にまとめとして、社員・職場スタッフとのコミュニケーションが大事であり、積極的にコミュニケーションをとることを意識していることをご紹介いただきました。会場からは、喫煙室廃止の苦労、健康診断結果等の集団分析結果の活用、職場への伝え方などについて質問があり、回答いただきました。

第二部は特別講演として水越真代先生(健康企業推進サポートシャイニング・ライフ 保健師)に「保健師としてのキャリアコンピテンシー ~行政保健師から、開業保健師として中小企業の支援の現在~」としてご講演いただきました。

まずは、現地参加者を対象にジェスチャーのみで誕生日順に参加者が席に移動する、というレクリエーションが行われ、和やかな雰囲気の中、講義が始まりました。ご自身の自己紹介を交えながら、今日呼ばれたい名称、所属、仕事をしていてうれしかったことを参加者各自が記載し、3~4人のグループに分かれ共有しました。その後、グループにおいて今までのキャリアについて話し合いました。これまでのキャリアとその時のモチベーション、キーワード等をまとめた人生曲線を描き、これをもとに、今後のやるべきことややりたいことを考えこれからのキャリアを描くということが行われました。その中で水越先生のこれまでのお仕事のご紹介、開業保健師となった動機、現在契約している企業での活動、産業医とのかかわり、意識していることについてお話しいただきました。特に、仕事においてモチベーションとなる動機の大切さ、それを形にするための仕組みや顧客とのつながり方、開業保健師としてのご苦労、何ができるのかを具体的に提示することの大切さ、などを講演いただきました。参加者同士の交流を交えての講義であり、参加者からはあっという間で楽しかったとの声が多く聞かれました。

第三部では、現地参加者にてワークショップを行いました。「女性の健康支援」「個人事業主への対応」「メンタルヘルス」「化学物質の自律的管理」というテーマで3~5人の班に分かれ、それぞれのテーマについてKJ法にて議論を行いました。まずアイスブレイクとして最近の良い出来事を交えながらお互いに自己紹介し、その後、各自が抱いている課題感、対応案を付箋に書き出し、グルーピング・図解化しながら議論を行い、最後に議論内容を他グループに発表、共有しました。各グループにおいて活発な議論が行われ、参加者からもっと議論をしたかったという声をいただきました。

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