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最終更新日:2024年10月17日

九州地方会

2024年10月12日 第54回研究会

日時
2024年10月12日(土)13:30~17:00 (産業医科大学学会は9:00〜)
会場
産業医科大学 ラマツィーニホール 大ホール

オンライン(Zoom)
共催
第42回 産業医科大学学会
プログラム
13:30~13:45 産推研九州地方会の活動紹介(15分) 

13:45~14:20 産推研九州地方会主催(35分)
【特別講演】
「臨床に活きた産業医の経験」
光岡 浩志先生(九州鉄道記念病院 消化器内科,15期卒)

14:20~15:10 産推研・産業医科大学学会共同企画(45分)
【教育講演】
「産業保健職が知っておくべき皮膚疾患の基礎知識」
澤田 雄宇先生(皮膚科学 教授,23期卒)

15:30~17:00 産業医科大学学会主催 シンポジウム(90分)
「産業医大卒業生のキャリアの多様性」
- 尾崎 将之先生
(産業医科大学 救急医学講座 次期教授(現:愛知医科大学救急集中治療医学講座),15期卒)
- 伊藤 英樹先生
(医療法人社団西日本平郁会 神経内科クリニック 院長,17期卒)
- 久保 陽子氏
(NPO法人 にこり,看護学科1期卒)
 →産前産後ケアとおやこの訪問看護サービスを提供するNPOの管理者
- 河本 万里子氏
(塩野義製薬,環境マネジメント学科5期卒)
 →現在ボランティア休職制度を利用して、JICA海外協力隊として、マラウイ共和国に派遣
参加者数
総数144名:会員78名、会員外66名(教員・職員25名、学生41名)
報告
朝長 諒(産業医科大学 産業生態科学研究所 健康開発科学研究室,大学院)

2024年10月12日(土)に九州地方会第54回研究会を第42回産業医科大学学会と共同で開催いたしましたのでご報告いたします。

ラマツィーニホールとオンラインとのハイブリッド開催し、総数144名:会員78名、会員外66名(教員・職員25名、学生41名)と、多くの学生の皆様にもご参加いただきました。

今回は『臨床に活きた産業医の経験』を九州鉄道記念病院 消化器内科部長の光岡浩志先生(医15期卒)、『産業保健職が知っておくべき皮膚疾患の基礎知識』を産業医科大学皮膚科学教室 澤田雄宇教授(医23期卒)をお招きしご講演いただきました。

光岡先生からは、産業医としての期間で培った「聴く」「話す」「伝える」「変える」チカラを、臨床現場でどう活かしてきたか、具体的な事例を交えて紹介いただき、産業医としての経験が臨床や病院、さらには地域にまで広がる可能性について熱いメッセージをいただきました。

澤田先生には、産業医や臨床現場で得た経験や疑問に基づく研究成果、皮膚疾患のメカニズムや具体的な対応策に加え、「仕事のかぶれ情報ネット」の情報発信活動についても幅広くご講演いただきました。実務にも役立つ内容が盛り込まれ、多くの参加者が聞き入っていました。

産業医科大学学会の主催企画では、『産業医大卒業生のキャリアの多様性』をテーマにしたシンポジウムとして、尾崎将之先生(医15期卒)、伊藤英樹先生(医17期卒)、久保陽子先生(看1期卒)、河本万里子先生(環境マネ5期卒)がお招きされ、これまでのキャリアやその時々の考えをお話しくださいました。多様なキャリアで活躍している卒業生のお話しに触れることで、産業保健領域における新たなキャリアの可能性に気づく機会となりました。

今回の研究会は、産業医としての多様な役割や、より良い労働環境を作るための実践的な知識を発展させる重要性を再確認する場となったと思います。

今後も産推研九州地方会では、「感謝(サンキュー)を超えた産九(産推研九州地方会)」をモットーに、学生から3科(医学科、看護学科、産業衛生科学科)の垣根を超えた、「語らい」、「学び」、「繋がり」の場を提供する活動を行なって参ります。

次回の研究会(2025年1月25日)もぜひご参加ください。

御講演頂いた先生方を始め、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
以上簡単ではございますが、ご報告させていただきます。

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