近畿地方会
      
      
        
        
          2013年6月1日 第30回研究会
          
            - 日時
            
            
            
 - 2013年6月1日(土) 13:00~17:00 
 - 会場 
            
 - 新大阪丸ビル本館
 - プログラム
            
            
            
            
 - ◇第1部:特別講演
             テーマ:正しく知ろう放射線の基礎知識-原発事故を踏まえて-
             講師:岡﨑 龍史先生
                (産業医科大学産業生態科学研究所放射線健康医学教授,7回生)
            
            ◇第2部:活動報告
             演者:橋口 克頼先生
                (パナソニック健康保険組合健康管理センター,14回生)
                尾土井 悠先生
                (旭化成守山支社,25回生)
            
            ◇第3部:情報提供
             テーマ:ORTの現状と更なる可能性について
             講師:桐山 隆先生(大塚製薬工場 OS-1事業部) 
             - 参加者数 
            
 - 24名 
            
 - 報告 
            
 - 深井 恭佑(京セラ 大阪大東事業所,26回生)
            
             6月1日に開催されました、第30回研究会のご報告をいたします。今回は3部構成で行われ、経験豊富な先生方から、若手産業医や保健師、卒業したばかりの研修医など総勢24名の参加があり、大変盛り上がりました。
            
             初めに第1部では、岡﨑 龍史先生から、学生時代に習った放射線の基本について教えて頂き、産業保健にも役立つ内容も合わせて学ぶことができました。実際の原発事故現場での経験も聴くことができました。ユーモアを交えながらの講演であり、1時間30分の講演時間はあっという間に過ぎました。放射線について正しい知識をもち、効果や危険性を認識した上で業務に携わることの重要性を再認識しました。
            
             第2部では、まず橋口 克頼先生に、現在のパナソニックグループにおける取り組みをご報告して頂きました。グループでの産業保健活動が効率的かつ円滑に行えるよう、先生がご尽力されていることがわかりました。次に、尾土井
            悠先生に、赴任2年目になる旭化成での活動を報告して頂きました。旭化成の企業紹介から始まり、先生が1年目から行われている活動の報告をして頂きました。社員のために試行錯誤しながら産業医活動をされている熱意を感じました。
            
             第3部では、桐山 隆先生より、経口補水液による熱中症対策や周術期での活用などの最新情報を提供して頂きました。今後多くの現場で活用されることが期待される経口補水液について、知識を高めることができました。
             終了後の懇親会でも話は尽きることなく、多くの先生方と交流を深めることができました。