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最終更新日:2024年6月18日

関東地方会

2024年2月25日 第84回研究会

日時
2024年2月25日(日) 14:00~17:00
会場
日本橋ライフサイエンスハブ 8F

オンライン (Zoom)
テーマ
「チーム連携について」
参加者数
15名
報告
横谷 俊孝(三菱重工業,29回生)
松尾 知子(コマツ,産業保健学部看護学科5期生)

2024年2月25日(日)に開催されました、関東地方会第84回研究会について報告します。

今回のテーマは「チーム連携」で産業保健職のチーム連携にかかる討議を行いました。
参加人数は15名の少数精鋭ではありましたが、人に寄り添った密な会議を楽しむことができました。
なお、今回の事例検討については、事前に会員からのアンケート・および事前インタビューをもとに作成いたしました。(アンケート回答,n=37)
ご協力いただきました会員の皆さま、改めて御礼申し上げます。

会全体としましては、まず小笠原地方会長より「チーム連携」の契機について紹介し、ケースに対する考えを自由に議論しました。
参加者は浜口先生や萱原先生等の大ベテランの先生方も現地で議論に直接参加いただくという、非常に貴重な機会で熱のある会議となりました。
また、オンライン会場でも八谷教授を含めた闊達な議論が交わされました。
実際の体験をもとに作成したフィクションケースを3つ用意し、関東地方会事務局の廣瀬、菊池、松尾の3名からフィードバックも行われました。
下記に事例ごとのサマリを記します。

1. 同業種間の連携(廣瀬)
同業種とは医師なら医師、保健師なら保健師。連携する際に困ったことはありますか?
・1人事業所の場合はどのようなことで連携出来たらよいか?
・全国に支社のある会社の産業保健職として、全体の水準を向上させようとする場合の支援・環境・サービスについては? について討議を行った。
(意見)方法論の共有化、事業所の特徴は生かしたうえで全社的なコア促進となるサービス、考えるべき主体が考える、手段を目的化させない、1人増えたときに1+1=3となるような関係性の構築、事業者の考えが前面にあること、チーフ保健師を複数設置して、地域や職務ごとの対応を評価し、吸い上げて、ミーティングで共有して均していく。

2. チーム内のスキル、モチベーションの違いと解消法(菊池)
(意見)意欲は低くてもいい。やるべきことをやればいい。スキルが大事だと思っているのは保健職側であって、会社の求めるものとは違うかもしれないとマインドセット。
GROWなどパターンあてはめで、まずは粒をそろえてしまう。人情的なところは各自で深めればよい。
属人化、コミュ不足、意欲の低さはやるべきことをやることが大事なので許容する、強みに従った適材適所、納得を引き出すこと、到達点として資格を取得すること、会社との意思疎通や人とのコミュニケーション。勉強会への参加、家庭の状況、評価方法への説明不足、臨床などの経験。会社としてのやってほしいことを明確化、共通の目標の視覚化、評価の数値化、負担の公平化などを方策として検討する必要があるのではないか?

3. 多職種との認識の違いを乗り越える(松尾)
(意見)産業医・保健師・人事などそれぞれの立場で考えが異なる場面がある。
自身の考えが正しくても、それを押し付けてしまうとその後の連携がうまくいかないこともあるため、伝え方が大切である。
例えば産業医と保健師の意見が異なる時は人事に介入してもらうとうまくいくこともある。
お互いの立場を尊重したうえで折り合いをつけることも必要である。

4. ラップアップ(小笠原)
アンケート結果の小括。今回のアンケートではチーム連携で課題に感じることとして、大きく「産業保健職間の連携/非常勤業務での課題/他職種間の連携/チーム内のマインドの課題/人間関係そのもの/コミュニケーション」があげられていた。
対応については討議が出たものが具体的な方法ではあるが、個別最適化と、なりよりこのようなことを話あう、考える機会が重要ではないかと思う。

なお、今回懇親会ではリアル参加頂いた12名の方が全て参加頂き、参加者間での懇親をより深めることができました。
今後の関東産推研のテーマについても、非常に多くのご意見を頂くことができました!










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