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最終更新日:2017年6月28日

東海地方会

2016年2月20日 第13回研究会

日時
2016年2月20日(土) 13:30〜16:50
会場
ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 1302会議室
プログラム
第一部◇基調講演
 テーマ:「産業保健体制の構築について」
 講師:上原 正道先生(ブラザー工業,14回生)
 座長:山本 誠先生(ヤマハ,21回生)

第二部◇若手パネルディスカッション
 産業医:高畑 真司先生(東海旅客鉄道,27回生)
    :安田 佑里那先生(三菱化学,29回生)
 作業環境測定士:白石 彩華先生
         (聖隷健康診断センター,環境マネジメント学科8期生) 
 座長:西 賢一郎先生(ジヤトコ,20回生) 
    山本 誠先生(ヤマハ,21回生)
参加者数
医学部13名
産業保健学部3名(看護学科2名,環境マネジメント学科1名)
専攻科2名
報告
水口 要平(三菱電機 名古屋製作所,23回生)

2月20日(土)に開催されました、第13回研究会について報告します。

第一部では、ブラザー工業統括産業医の上原正道先生より、『産業保健体制の構築』との演題にてご講演いただきました。Aコース(環境疫学)での修練経験や行政での約2年間のご経験を経て、ブラザー工業の産業保健体制を構築されるまでの苦労話や、現在取り組まれている活動(受動喫煙対策等)、人材育成への取り組みをご紹介いただき、産業保健に必要なコンピテンシーについても貴重なお話しを聞かせていただきました。
特に、産業医に対する『信頼』と『期待』を得ることが、産業保健活動を企業に理解してもらううえで重要であるが、そのために近道があるわけではなく、依頼された仕事を断らないことなど、地に足をつけた活動を積み重ねていくことで企業に対する『貸し』を作っていくことが大切であるとともに、眼前業務だけでなく、全体を俯瞰し、課題を見つけ、企画書など理論的根拠に基づいた問題解決型の仕事を提供することが大事であると改めて感じることができました。さらに、産業医として個別対応などの専門性を高めるだけでなく、経営層にも働きかける方法を常に考え、保健師や組織の人間を巻き込んでおられることが上原先生のブラザー工業での活動の特徴であると感じました。
私たち後輩にとってもベテランの先生にとっても、自身の業務進捗を見つめなおすよい機会になったかと思います。

第二部では、三菱化学四日市事業所の安田佑里那先生、JR東海の高畑真司先生、聖隷健康診断センターの白石彩華先生より、それぞれ活動報告を行ってもらいました。
聖隷健康診断センターの白石先生は、作業環境測定士として入社後1年間で経験したことの振り返りと課題について報告してもらい、測定士の分野だけでなく、嘱託産業医との連携や自身のスキルアップのために労働衛生コンサルタントへの将来的な挑戦も考えておられ、順調な1年目を過ごされていると感じました。
三菱化学の安田先生は2014年4月に赴任後からほぼ1人で四日市の事業所を任されておられ、ルーチン業務で手一杯になりそうなところですが、1つ1つの施策に対してきちんとPDCAを回し、会社の要望も取り入れながら活動を進めていることが印象的でした。
JR東海の高畑先生は、JR東海で3年目事業場研修を終えられ、2年間大学での修練の後に15年4月から再度JR東海に戻られました。分散型事業場を複数兼務することの難しさを感じつつも、受動喫煙対策や職場改善活動といった先進的な取り組みについても紹介してもらいました。
 
5名の新規参加者や他地方会からも参加いただき、懇親会まで楽しく盛り上がりのある会となりました。次回は8月20日を予定しておりますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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