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最終更新日:2017年4月24日

東海地方会

2014年4月19日 第8回研究会

日時
2014年4月19日(土) 13:30〜16:45
会場
ウインクあいち(愛知県産業労働センター)
プログラム
◇第1部
 講演:アベノミクスでの「健康寿命の延伸」戦略と産業保健
     −データヘルス計画におけるコラボヘルスを中心に−
 講師:森 晃爾先生(産業保健経営学教授,産業医実務研修センター長)

◇第2部:メンタルヘルス事例検討
 事例1:ローパフォーマー社員に発生したメンタルヘルス不調への対応事例
 発表:多田隈 潔先生(プライムアースEVエナジー)
 事例2:メンタルヘルス事例 −この人、どこまで職場で受容できるか−
 発表:西 賢一郎先生(ジャトコ)
参加者数
28名
報告
水口 要平(三菱電機 名古屋製作所,23回生)

 第1部では、産業医大の森 晃爾先生をお迎えして、ご講演いただきました。
 データヘルス計画の特徴は、健康保険組合が有しているレセプトや特定健診などの、いわゆるビッグデータを分析することにより、各健保や企業における医療費、受診状況等を把握、保健事業の効果が高い対象者を抽出し、PDCAサイクルを回すというものです。健保や企業が置かれている財政状況や組織体制は様々であるため、それぞれの身の丈に応じたコースが検討されているというお話でした。
 また、データヘルス計画を進めるためには、企業と健保が連携して取り組むことが重要(コラボヘルス)であり、組織的な介入が可能な企業や、レセプトなどの情報分析が可能な健保など、それぞれの強みを生かすことができます。その反面、企業と健保では必ずしも活動目的が一致せず、活動の優先順位が異なる中で、計画に整合性を持たせるように協力体制を構築していくのが課題であるというお話をいただきました。
 コラボヘルス計画を実現させるためには、企業と健保がそれぞれの立場から健康に関する課題を見える化し、事業方針や計画について話し合う議論の場を設けること、さらに連携に際して我々産業医が専門的立場から関与することが重要であるということが理解できました。 フロアからも活発な質問がなされ、非常に勉強になる御講演でした。

 第2部では、多田隈 潔先生、西 賢一郎先生からのメンタルヘルス事例提示と、5-6名ずつに分かれたグループディスカッションが行われました。
 いずれの事例も、ローパフォーマーに対して、職場、本人、産業保健部門がいかに連携すべきか、決まった答えを見つけ出すことが難しい事例でしたが、各グループでは産推研ながらの切り口するどい議論が行われていました。

 研究会に引き続き、懇親会(さらには2次会)でも交流を深めさせていただき、盛会のうちに終了することができました。
 今回は関東、近畿、九州地区からもご参加いただきました。講演、事例検討ともに充実した会になったことを、事務局として改めて感謝申し上げます。

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