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最終更新日:2018年8月16日

九州地方会

2018年1月27日 第40回研究会

日時
2018年1月27日(土) 14:00〜16:00
会場
博多バスターミナル(福岡交通センター)9F大ホール
共催
福岡県医師会
福岡産業保健総合支援センター
産業医科大学ストレス関連疾患予防センター
日本産業衛生学会九州地方会産業看護部会
産業医学推進研究会九州地方会
テーマ
『過重労働による健康障害への対策 〜最新のエビデンスと共に〜』
プログラム
14:00〜16:00 講演・質疑応答
空閑 玄明先生(マツダ 安全健康防災推進部 統括産業医)
参加者数
65名(うち産推研会員22名)
報告
吉積 宏治(株式会社吉積労働衛生コンサルタント事務所,10回生)

1月27日(土)14:00より、福岡県医師会、福岡産業保健総合支援センター、産業医科大学ストレス関連疾患予防センター、日本産業衛生学会九州地方会産業看護部会との共催で講師にマツダの統括産業医の空閑玄明先生をお呼びして、過重労働と健康障害についてご講演いただきました。最近の日本人の就業時間の推移、睡眠の傾向などをお示しいただき、ストレスに関するモデル、生体反応、循環器疾患の統計的な報告、発生機序などが示されました。また、これまで報告されてきた研究結果から、長時間の時間外労働およびそれに伴う睡眠時間の減少がいかに心筋梗塞などの循環器疾患に影響しているか、といったことが示されました。
また、近年の精神障害、自殺率の変化についても、国際比較等を含めて示され、特に面接指導の実際では、面接指導のマナーや聞き方のポイント、時間外労働などデータが示される客観指標だけでなく、業務背景を理解して精神的な負担に思いを馳せつつ行うことの重要性が紹介されました。
さらに、過重労働面接を行った後、個人へのフィードバックに加え、事業者への助言・指導についても示されました。長時間労働の面接指導では、実施後「時間外労働をさせても大丈夫です」というメッセージにすり替えられてしまう可能性があります。先生からは「医師による面接指導が免罪符になるものではない」ということが示され、安全配慮義務の重要性が再度言われました。労働者の健康障害は企業にとっても大きな損失で、そのことを事業者(経営陣)が理解しておくことが不可欠であり、産業医の職務の深さが感じられました。
随所に先生も参加されている博多の神事、博多祇園山笠の風景や、そこでの人間関係などもご紹介され、職場に置ける長時間労働、ストレス、疲労などと比較して省みてみるなど、示唆に富んだ内容でした。
今回で第40回と節目になる機会で、多くの方にお越しいただくことができました(65名うち産推研会員22名)。
ご多用のところご参加いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。

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