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最終更新日:2017年4月24日

九州地方会

2016年2月6日 第36回研究会

日時
2016年2月6日(土) 13:30〜16:00
会場
福岡県中小企業振興センター
テーマ
『ストレスチェック制度を効果的に運用するために知っておきたいポイント』
プログラム
◇講演
「ストレスチェック制度の運用について:産業医の立場から」
 廣 尚典先生(産業医大 産業生態科学研究所精神保健学教室 教授,3回生)
「ストレスチェック制度の運用について:法律家の立場から」
 三柴 丈典先生(近畿大学 法学部 教授)
主催
日本産業衛生学会九州地方会産業医部会
共催
福岡県医師会
福岡産業保健総合支援センター
日本産業衛生学会九州地方会産業看護部会
産業医学推進研究会九州地方会
参加者数
63名(産業医42名・看護職18名・その他3名,うち産推研会員29名)
報告
井元 智映子(西鉄人事サービス,看護学科6期生)

 平成27年度日本産業衛生学会九州地方会産業医部会様の主催する標記の研修会を共催いたしましたのでご報告致します。
 今回はストレスチェック制度施行初年度ということもあり、土曜日午後にもかかわらず、63名(産業医42名、看護職18名、その他3名 うち産推研会員29名)と、多くの方のご参加を頂きました。

 廣尚典先生からは、制度の説明と運用について具体的にお話をいただきました。ストレスチェック制度は一次予防といいつつ実際は二次対策も含まれる点や、一般健康診断で精神障害の発見との整合性ほか、ストレスチェックを行う上で漠然とした部分について詳しくご説明いただきました。ストレスチェックだけですべてをカバーするのではなく、産業医業務の一つとしてうまく取り入れ、展開していくことの重要性を示しておられ、実施者としての不安が解きほぐれた内容でした。

 三柴丈典先生からは、産業保健業務を「保健を目的とした組織内の調整」としてお示しいただき、ストレスチェック運用における法的留意点についてご説明いただきました。メンタルヘルス対応でこれだけやっておけば万全という黄金律はなく、プロとして応分の手続きを踏み、介入していくことの重要性について言及されていました。とくにメンタルヘルス対応には個別性が高くオーダーメイド、カスタマイズの発送が不可欠であり、ある意味「道なきところに道を作る」要素が求められます。その際の基本として、合理的な手続きを策定し、公正に運用するという「手続的理性」というところを示され、専門職として求められるところと感じました。

 大変興味深い内容で、フロアからの質問では、それぞれの立場から疑問点がだされ、活発な議論で予定時刻があっという間にすぎてしまうほどでした。
 先生方には貴重なお話をご講演いただきありがとうございました。
 
 また、今回は産業衛生学会九州地方会、福岡産業保健総合支援センターとの共催でもあり、産業衛生学会九州地方会の会長で座長をおつとめいただきました小田原先生、進行いただきました垣内先生、また福岡産業保健総合支援センターの織田先生をはじめ多くの皆様のお世話になりました。

 厚く御礼申し上げますとともに、皆様にご報告いたします。

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