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最終更新日:2017年12月10日

九州地方会

2015年2月14日 第34回研究会

日時
2015年2月14日(土) 13:30〜16:30
会場
博多バスターミナル(福岡交通センター) 9F大ホール
プログラム
◇テーマ:産業保健における今後の健診データの取扱いについて

 講演:産業保健における健診データの活用
 講師:松田 晋哉先生(産業医科大学公衆衛生学教授,2回生)

 講演:BIツールを使った医療データ分析の実践
 講師:山崎 研三先生
    (日立システムズ クラウドICTサービス事業グループ)

 司会:堀内 正久先生
    (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
     衛生学・健康増進医学研究分野教授)
参加者数
51名 (産推研会員21名,うち 医師17名 産業保健スタッフ4名)
主催
日本産業衛生学会九州地方会産業医部会
共催
産業医学推進研究会九州地方会
福岡県医師会
福岡産業保健総合支援センター
日本産業衛生学会九州地方会産業看護部会
報告
吉積 宏治(吉積労働衛生コンサルタント事務所,10回生)

 九州地方会では、2015年2月15日(土)に博多バスターミナルにおいて、日本産業衛生学会九州地方会産業医部会主催の研修会に共催して、第34回研究会を開催しました。

 まず、松田 晋哉先生より講演「産業保健における健診データの活用」を賜りました。松田先生は長年レセプトの研究をされており、先生の開発されたデータベース(FukHDAS)の開発の経緯や、医療・介護レセプト、特定健診の情報をDPC logicを活用してデータベース化する事業の目的と基本技術について、またこの事業から得られた医療費の傷病別構成や外来薬剤費分析におけるジェネリック代替効果分析、さらには肺炎・気管支炎の季節変動分析、医療の質評価、介護保険と連結した分析、あるいは特定健診分析による受診勧奨へのマーケティング的な応用、肺炎球菌ワクチンの費用効果分析等、多彩な活用をご説明頂きました。何れも、漠然と把握している問題点が明確に数字として現れることで具体的なフォローアップの方法がイメージしやすく、アクションに移しやすいと思われました。

 続いて、山崎 研三先生より講演「BI(ビジネスインテリジェンス)ツールを使った医療データ分析の実践」を賜りました。BIツールは、集まったデータをツールを使って集計・分析し、意味を読み解くところに時間を多くとるように支援する分析ツールであること、仮設・検証をするためには事実を正しく把握することが大事であること、見える化や俯瞰・近視眼交互切り替えの必要性等をお示し頂きました。BIツールは、健診データや勤務データ等のデータ統合による一元管理と、様々な視点からの検証が可能で、簡易なツールとしてスモールスタートしやすく工夫されており、エクセル等から簡単な操作で集計、解析することができそうでした。

 松田先生からは、卒業生ならではの話題提供も織り交ぜながら、さらにはactive aged societyや日本版Fit Note、産業保健ビッグデータ構築事業にも言及され、難しくなりがちな話題をわかりやすくご講演賜りました。山崎先生のご講演終了後には、会場にてデモ機に触れる時間も設定され、そこでの質疑応答も続いていました。

 講師・司会の先生方、ご参加いただいた皆様、主催・共催いただいた皆様方には改めてお礼申し上げます。

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