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最終更新日:2017年4月24日

近畿地方会

2012年12月8日 第29回研究会

日時
2012年12月8日(土) 14:30〜17:00
会場
ハービスENT オフィスタワー
プログラム
◇講演
 テーマ:「がん対策についての最近の話題」
 講師:祖父江 友孝先生
   (大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座環境医学教授)
参加者数
17名
報告
柳田 梢江(新日鐵住金 製鋼所,27回生)

 12月8日に開催されました、第29回研究会のご報告をいたします。今回は祖父江 友孝先生をお招きし、「がん対策についての最近の話題」についてご講演いただきました。当日の大阪は非常に肌寒い天気でしたが、17名の方が参加されました。

 ご講演内容ですが、厚生労働省のがん対策推進基本計画を基盤としたがん対策から、がん登録の実際、がん検診の必要性に至るまで、盛り沢山な内容でした。非常に難しい内容でありながら、ユーモアたっぷりで笑いもあり、非常に理解しやすくご説明して頂きました。

「がん検診=早期発見」として、対象を絞らずに実施することで利益・不利益のバランスが崩れる場合もあるため、エビデンスに基づいた検診を実施する必要性を改めて認識しました。また、がん検診の評価やがん対策のためには、がん登録は大きな意義を持ちます。しかし、現在行われている地域がん登録・院内がん登録は、資源の有効活用が困難な部分もあり、精度面や効率化でさらなる整備が急がれるようです。職域のがん検診については、対策型検診であっても福利厚生という捉え方が強く、統計をとる仕組みが欠落しており、今後の課題であるとのご指摘をいただきました。

 がんは日本の死亡原因第一位であり、がんの罹患率と死亡率の減少は、働く世代の健康を担う産業保健分野でも欠かせない課題です。参加者は熱心に聴き入り、また鋭い内容の質問が多数あるなど、当初予定していた2時間半では足りない程でした 。

 祖父江先生にはご多忙の中、大変興味深く貴重なご講演を頂き、心より御礼申し上げます。

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