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最終更新日:2020年10月26日

関東地方会

2020年2月13日 第78回研究会

日時
2020年2月13日(木) 18:30~20:45
会場
産業医科大学東京事務所
テーマ
3年目修練医活動報告
プログラム
◇活動報告
蜂須賀 陸先生(JFEスチール 東日本製鉄所京浜地区)
清水 崇弘先生(三菱重工業)
藤本 俊樹先生(日本製鉄 君津製鉄所)
下田 隼先生(日本製鉄 鹿島製作所)
参加者数
16名
報告
2020年2月13日に産推研関東地方会が行われました。テーマは、若手修練医による報告会です。
関東で産業医修練を始めた、34回生の4人の先生方(医卒後3年目)から、一年間の修練生活の振り返りをご報告していただきました。参加者は、医学部5回卒から34回卒までの計16人が参加しました。

まずはじめに、蜂須賀陸先生(JFEスチール 東日本製鉄所京浜地区にて修練中)から報告していただきました。
特に記憶に残った事例紹介として、製鉄所構内において、内服薬使用中のため重機運転を禁止されていた方の運転業務復帰までの対応がありました。主治医との連携など運転業務復帰までの経過を振り返り、PDCAをうまく回せた事が運転業務復帰に繋がり、その方の上司から「本人が前向きに取り組めたのは、産業医の先生のおかげ」と評価してもらったとご報告いただきました。職場巡視も熱心に行なっているとのことで、1年間で濃密な研修が詰めたことが伺えました。

次に、清水崇弘先生(三菱重工業にて修練中)から報告していただきました。
1年間の産業医活動を振り返りながら、産業医面談で関わった良好事例・困難事例を中心に発表がありました。ディスカッションでは、困難事例の中で臨床のガイドラインに書かれている「過労は避けることが望ましい」ということを産業保健の文脈に落とし込んだ際に、どこまで行えばよいのかということは、事例ごとに医師としての責任を持って考えていくしかないという、まさにその考える過程が『哲学』ではないだろうか、という議論がなされました。

3番目に、藤本俊樹先生(日本製鉄 君津製鉄所にて修練中)から報告していただきました。
産業医修練を行う中で、頼もしい指導医に守られ支えられ、指導医への尊敬と実務への意気込みを強く感じる発表でした。職場巡視、各種面談、健康教育といった産業医の技能を能動的に実施できるように身に着けたことが写真や発表内容からも伝わり、製鉄業の産業医学の実践ぶりが聴衆に伝わってきました。また、産業保健分野における守備範囲の広さや、人と人のつながり、全力投球で仕事をしていくことの意義を改めて考えさせられる発表でした。

最後に、下田隼先生(日本製鉄 鹿島製鉄所にて修練中)から報告していただきました。
産業医科大学の懐かしいエピソードを織り交ぜながら、インフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症対策や、禁煙講話の実施、各種面談の実践など、大変精力的な活動をされていることを紹介いただきました。面談業務に関しては成功例と失敗例の両方を振り返えっており、どちらの事例においても真摯に取り組んでいる様子が見られました。質疑応答も大変盛り上がり、参加者の先輩産業医の先生方にとっても大変貴重な場となりました。

その後、懇親会に突入し、計14人が23時までそれぞれの修練などについての話題で盛り上がり、盛会のまま終了となりました。

文責
守田 祐作 (24回生,日本製鉄)
久米本 貴利(26回生,花王)
小笠原 隆将(27回生,三菱ふそうトラック・バス)
横谷 俊孝 (29回生,三菱重工業)
坂本 宣明 (19回生,ヘルスデザイン株式会社)

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