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最終更新日:2017年10月5日

関東地方会

2011年6月11日 第55回研究会

日時
2011年6月11日(土) 13:30〜17:00
会場
こころとからだの元氣プラザ
プログラム
◇講演1:職域の健康管理情報を活用した疫学研究
 講師:溝上 哲也先生(国立国際医療研究センター国際保健医療研究部長,5回生)

◇講演2:食生活と抑うつ症状の関連
 講師:南里 明子先生(国立国際医療研究センター国際保健医療研究部上級研究員)
参加者数
36名(産業医29名,保健師7名)
報告
西浦 千尋(東京ガス,21回生)

  6月11日に開催されました、第55回研究会のご報告をいたします。当日は小雨が降る天気にもかかわらず、36名が参加しました。産業医は1回生から26回生まで幅広い層が集まりました。

 まず、溝上先生より「職域の健康管理情報を活用した疫学研究」と題してご講演いただきました。前半は研究のアイデアの見つけ方、後半は研究デザインの紹介でした。一例として疫学の歴史や日本の各種統計が提示され、そこからのアイデアの見つけ方を溝上先生のガイドの元で体験しました。ご講演の中で、研究が生まれるためには指導者や研究仲間が必要であり、この点について産推研のネットワークを活かしてはどうかとご提案がありました。また、職域での活動に還元でき、産業医が楽しめる研究として、世界的にもまだ少ない対策指向型の実践的疫学研究をご紹介いただきました。

 次に、南里先生より「食生活と抑うつ症状の関連」と題してご講演いただきました。南里先生のこれまでの研究から、葉酸の摂取や血中ホモシステインと抑うつとの関連や、冬場の血中ビタミンD濃度と抑うつとの関連等の研究結果をご紹介いただきました。疫学の方法論や交絡因子など、実践に則した考え方を整理することができました。

 質疑応答も活発に行われ、冬場の日照時間や睡眠時間と抑うつのと関連、交絡因子の検討などの議論が展開されました。今回の地方会は、今後職域で疫学研究を実践しようとする参加者にとって、参考になる点が多かったのではないでしょうか。

 研究会終了後の懇親会には14名が参加しました。懇親会だけに駆けつけた先生もおられ、職域での研究についての具体的な相談や、最近の近況報告など、楽しい時間となりました。

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